クルシミの実
― 作品コンセプト ―
あの時は何をするべきだったのか。
あの時は何が正解だったのか。
今も答えが見つからないまま。
・・・・あの日何か君に伝えようとして言えなかった言葉が今も胸の中に。
あの日のみ込んだ言葉はありますか?
今も辛い日が続いていますか?
あなたが今日も耐えたその苦しみを木の実は知っている。
不思議な木の実は寄り添うようにあなたの苦しみを見守る。
いつかあなたがその苦しみに飲み込まれ、深い深い闇に落ちそうになった時。木の実は殻を割って現れます。
優しい光を見せるために。
― ストーリー ―
{本編 星を飾る国chelcyから一部抜粋}
「深い眠りの森」の守護樹エルリアと「魔法の村ルビーエ」で育った小さな女の子、リリ。
リリは動物や植物たちに導かれ森の奥へと進んだ。その禁じられた領域で出会ったのは巨大な木と一人の若い女性だった。
空に届くほどの巨大な木はこの森に宿る守護樹でその女性は精霊のエルリアだった。
エルリアはこの星の異変と運命を話し、リリに旅立つよう告げた。
そして首に下げた木の実の首飾りをお守りとしてリリに授けたのでした。