星を作る工場 ②

~ 惑星ジュエリ ~

水の惑星は太陽の光を受け半球は青緑色に輝き、まるで宝石のようだった。

だから星の妖精たちはこの惑星にジュエリと名前をつけた。

そして、来る日も来る日もせっせとジュエリのお世話をしていった。

 

ある日は島や大陸を作り、ある日は水に生命の素と雷を降らせた。

 

あれから何年、何百年、名百万年、何億年経ったでしょうか。

この惑星ジュエリは他の星とは異なる発展を遂げていた。

 

何処からともなく一筋の光が線を残しながら飛んでくる。

その光は遥か彼方から新たな生命を運ぶ流れ星だった。

 

間もなくその流れ星はこの惑星に落ち、新たな生命体はここで活動を始めるのだった。

 

異なる環境の星々で進化を遂げた様々な生命体はこの惑星の進化を驚異的に加速させ、やがて育つ文化にも大きく干渉した。